meryngii.neta

今日も新たな"ネタ"を求めて。

ABI

新鮮なネタではないけれども、そのうち書こうと思っていたので…
http://www.hyuki.com/yukiwiki/wiki.cgi?WhyINoLongerLikeOrUseCPlusPlus
この文章では、C++のうんざりなところとして「生産性が低い」ことと「ABIがない」ことが挙げられている。
性能を意識した設計のせいで生産性が低いのは、私はしょうがないと思う。C言語を駆逐するために性能を犠牲にすることなどできなかった。だから華やかな言語になる権利など最初から無かった。
ABIについて、C++のバイナリレベルでの互換性を実現するためにC++ ABIというプロジェクトがあるのだが、これではあまり反論にならない。
http://www.codesourcery.com/public/cxx-abi/
なぜなら、スクリプト言語などの他の言語とのインターフェイスとして使われるのはC言語の呼び出し規約だからだ。だったらBetter Cとして使えばいいじゃないか、とは思う。
根本的な批判として、主張が一般的アプリケーションに偏りすぎている。組み込みとかOSとか、いろいろあるのに…。